SDGsの中で調べるテーマは、「自分が知りたいこと」を選びましょう。
興味があるテーマを選べば、そのテーマについての知識もある程度あるため、資料もスムーズに探せます。
何より、楽しく調べものができるでしょう。
すでに内容が決められている場合は、その内容の中で自分が興味を持っているものを選ぶと良いでしょう。
調べ方は「本や雑誌、新聞、インターネット、聞き取り」などいろいろあります。
どの調べ方がいいのか、テーマや目的に合ったものを選びましょう。
情報源 | 目的 |
---|---|
新聞・雑誌・インターネット | 新しい情報が欲しいとき |
本や論文 | 専門家がまとめた意見を知りたいとき |
インターネット・統計資料(白書など) | 統計やデータが欲しいとき |
聞き取り(取材) | 関係者の感想などが欲しいとき |
博物館や資料館 | 実物を見たいとき |
※インターネット情報の信頼度はさまざまなので注意しましょう
個人が好きなことを書き込めるSNSなどは調べる資料には向いていません。
インターネットだけで調べて終わりにするのではなく、本や新聞、雑誌など調べる手段をかえて確認することも大切です。
国連などの国際機関、官公庁、自治体、国立博物館などの公的機関のホームページなら正確な情報が得られやすいでしょう。
調べた内容は、ノートや紙にメモしておきましょう。その情報が何にのっていたのか、出典や資料も書いておきます。
本・・・「著者名、書名、ページ、出版社」など
インターネット・・・「URL、ページのタイトル、制作者、閲覧日」など
テーマに関する情報を集めたら、それをよく読みこんで自分の頭でいろいろ考えることが大事です。
いくつかの資料を比較したり、「どうしてそうなるのか」その理由や背景などについて考えてみたりしましょう。
レポートは次のような順番でまとめます。
@タイトル(題名)
A調べた人(自分やグループの人)の名前
B調べようと思った理由と、調べる前に予想したこと(仮設)
C調べた内容
D調べた結果わかったこと
Eまとめ(自分やグループの人の考え・感想・SDGsで取り組みたいこと)
F参考にした資料
レポートは「グラフや図、写真」をのせるとわかりやすくなります。
集めた資料をただ書き写すのではなく、情報を整理し、それをどういう順序でまとめれば、よりよく読み手に伝わるかを工夫しましょう。
発表する機会があるときは、リハーサルしておくと本番で落ち着いて話せます。
考えていくなかで、わからないことが出てきたらそのままにしないで、さらに調べて疑問を一つずつ解決していきましょう。
そうすることによって、学習が発展し、深みのあるものになります。