WOTA(ウォータ)は、2014年に設立されたベンチャー企業で、水循環を用いた次世代の分散型水インフラの研究開発・事業展開を手がけます。
WOTA(ウォータ)は、2014年に設立されたベンチャー企業で、水循環を用いた次世代の分散型水インフラの研究開発・事業展開を手がけます。
「自律分散型の水循環社会」を目指し、世界初のポータブル水再生処理プラント「WOTA BOX」やポータブル手洗いスタンド「WOSH」といった製品を開発しています。
WOTA BOXは、どんな場所・どんな状況でも安定的な水処理と供給ができるように開発された、いわば「持ち運べる水処理場」です。
最先端のAI水処理技術によって、水を高い効率で濾過します。
一度使った水の98%以上が再利用できるので、水道のない場所や使える水が少ない状況下でもシャワー入浴や洗濯が可能となります。
当プロダクトは「自由化・分散化が遅れていた水分野に循環システムを導入する革新的な取り組み」として評価され、2020年度グッドデザイン大賞・内閣総理大臣賞を受賞しました。
実際に、WOTA BOXは2020年7月の熊本豪雨の際、避難所のシャワー施設で活用されました。
「すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する」と掲げられている水問題は、このままいくと、2050年には世界人口の約半数が水不足にさらされると予想されています。
WOTA株式会社の技術は、衛生的で安全な水を利用できる環境が整っていない途上国だけでなく、水道インフラの維持管理に不安を抱えている日本の過疎地域の希望となるかもしれません。
6、すべての人々に水と衛生へのアクセスを確保する
10、国内および国家間の不平等を是正する
17、持続可能な開発に向けてグローバル・パートナーシップを活性化する