ごみを分別して、リサイクルしよう。
アルミ缶やペットボトルを分別してすてることで、ごみが資源に生まれ変わります。
アルミ缶は、アルミニウムの原料としてリサイクルされて、アルミ缶などさまざまなアルミ製品に生まれ変わります。
ペットボトルは、フレークというはへんや、ペレットという粒にしたあと、服やカーペット、ぶんぼう具に使われたり、再びよう器になったりします。
新聞や雑誌などは、古紙として回収され、紙の原料のパルプに使われます。
牛乳パックは工場でパルプとなり、パルプからトイレットペーパーやティッシュペーパーが作られます。
みんなは世界のごみについてのクイズわかるかな。@〜Bの中からこたえをえらぼう。
Q1.海で漂う5mm以下のプラスチックの破片を何と呼ぶでしょうか?
@ マイクロプラスチック
A メガプラスチック
B ヘクトプラスチック
Q2.世界の海洋プラスチックごみの量が、海にいる魚を上回るのはいつとされているでしょうか?
@ 2030年
A 2050年
B 2100年
Q1のこたえ. @ マイクロプラスチック
海で漂うプラスチックを海洋プラスチックごみといい、その中でも5mm以下の小さなものをマイクロプラスチックといいます。
エサなどといっしょに魚介類の体内に入り込み、それを人間が食べてしまうことで人体に影響をあたえないか心配されています。
Q2のこたえ. A 2050年
いま世界で海洋プラスチックごみが問題になっています。
海洋プラスチックごみがこのまま増え続ければ、2050年には海洋プラスチックごみの量が、海にいる魚を上回るとされています。
私たちはペットボトルやビニール袋などでプラスチックを使っています。
このプラスチックを人間がポイ捨てしてきたことで、海を汚し、海に生息する生物に悪影響を与えているのです。
プラスチックごみで汚染され、魚が生きられなくなれば、私たちは魚を食べられなくなるかもしれません。
※世界経済フォーラム「ダボス会議」
ごみは、もともと天然資源からできています。
だから、ごみをもやしたり、うめ立たてたりすることは天然資源をむだに使っていることになります。
かぎりある天然資源を今後も有効に使っていくためにリサイクルが必要なのです。
目標12、環境を破壊しないでものを作り、ごみをできるだけ出さないようにする。