世界には、みんなと同じくらいの年の子どもが働いていたり、学校に通えない子どもがいます。
また、世界には貧しくて、その日食べるものがない、明日以降も食べ物をえられるか分からない状態の人がいます。
みんなは世界の子どもたちについてのクイズわかるかな。@〜Bの中からこたえをえらぼう。
Q1.「幼稚園や小学校」に通えない子どもは、世界に何人いるでしょうか?
@ 幼稚園=約1億2500万人 小学校=約2100万人
A 幼稚園=約1億7500万人 小学校=約5900万人
B 幼稚園=約3億5000万人 小学校=約8500万人
Q2.「すごく貧しい」暮らしをしている子どもは、世界に何人いるでしょうか?
(極度の貧困状態(1日約220円以下)で暮らしている子ども)
@ 日本の人口と同じくらい=約1億2千万人
A 日本の人口の2倍くらい=約2億4千万人
B 日本の人口の5倍以上=約7億人
Q1のこたえ. A 幼稚園=約1億7500万人 小学校=約5900万人
世界の約半分の幼児たちは、幼児教育を受けることができずにいます。その数は最低でも1億7500万人と言われます。
小学校にさえ通いたくても通えない子どもたちは、世界に5900万人います。そのうちの半数が、紛争の影響によって学校に通えない状況に置かれています。
学校に行って教育を受けなければ、大人になっても貧しいままの可能性が高まります。
親から子へ世代を超えて貧困が繰り返される「貧困の連鎖」が起こってしまうのです。
※UNICEFホームページ "A World Ready to Learn: Prioritizing quality early childhood education", 2019
Q2のこたえ. B 日本の人口の5倍以上=約7億人
極度の貧困状態(1日約220円以下)で暮らしている子どもは、世界で約7億人います。
子どももたくさん働かないと暮らしていけない家庭も多くあります。
世界には児童労働に従事する5〜17歳の子どもが約1億5200万人もいるとされています。
※世界銀行調べ ※2022年3月現在
みんなが世界の子どもたちが置かれている状況について知ることが、SDGsの目標を達成するための1歩となります。
目標1、世界中の貧困を終わらせる。
目標2、すべての人が十分な栄養を一日中、手に入れられるようにする。
目標4、男の子も女の子も、どんな環境にいる人も教育を受けられるようにする。