食品ロスとは、本来食べられるにも関わらず捨てられてしまう食べ物のことです。
食品ロスには、食卓にのぼった食品で、食べ切られずに廃棄されたもの(食べ残し)や賞味期限切れ等により使用されず、手つかずのまま廃棄されたもの(直接廃棄)などがあります。
みんなは食品ロスについてのクイズわかるかな。@〜Bの中からこたえをえらぼう。
Q1.世界ではどのくらいの食品が捨てられているかな?
@ 生産した食品の約5分の1
A 生産した食品の約3分の1
B 生産した食品の半分
Q2.日本の学校の給食では、どのくらい食べ残しがあるかな?
@ 1人あたり、1年間に約1.5kg
A 1人あたり、1年間に約3.9kg
B 1人あたり、1年間に約7.1kg
Q1のこたえ. A 生産した食品の約3分の1
世界では、生産されている食品の約3分の1(13億トン)が捨てられています。
世界で捨てられてしまう食べ物の13億トンは、キログラムにすると1300000000000kgになり、とてもとてもたくさんの量です。
※The State of Food Security and Nutrition in the World 2019(FAO)
Q2のこたえ. B 1人あたり、1年間に約7.1kg
日本の学校の給食では、児童や生徒1人あたり、1年間に約7.1kgの食べ残しがあります。
食べ物を捨ててしまうのは、もったいないだけでなく、地球環境にも悪影響がでてしまいます。
余った食べ物は、ごみとして出されます。
これらは処理工場に運ばれ、可燃ごみとして処分されますが、水分を含む食品は、運搬や焼却の際に二酸化炭素(CO2)を排出します。
また、焼却後の灰の埋め立ても環境負荷につながります。
※学校給食から発生する食品ロス等の状況に関する調査結果について(環境省/平成27年)
食品ロスを減らすためにみんなができることはなんだろう?
みんなが食品ロスについて知ることが、SDGsの目標を達成するための1歩となります。
目標12、環境を破壊しないでものを作り、ごみをできるだけ出さないようにする。
目標14、海の生き物や、海の資源を守る。
目標15、森林破壊による砂漠化をふせぎ、陸の動植物を守る。