SDGs(エスディージーズ)の身近な具体例をわかりやすく一覧にしました。「中学生・高校生・大学生」ができるSDGsの取り組みをレポートします。
バーチャルウォーターとは、食料を輸入している国(消費国) において、もしその輸入食料を生産するとしたら、どの程度の水が必要かを推定したものです。
例えば、1kg のトウモロコシを生産するには、かんがい用水(田畑を潤すのに必要な水)として1800リットルの水が必要です。
また、牛はこうした穀物を大量に消費しながら育つため、牛肉1kg を生産するには、その約20000倍もの水が必要です。
バーチャルウォーター(仮想水)は、環境省ホームページの仮想水計算機で調べることができます。
例えば、ハンバーガー1個のバーチャルウォーターを計算すると、
牛肉(45g):927リットル
パン(45g):72リットル
合計(ハンバーガー1個):999リットル
となります。
みなさんも、お昼ごはんや身近な食品を計算してみましょう。
日本は、水不足に悩む国の食料をたくさん輸入しています。
目に見えないバーチャルウォーターの存在を知ることは、SDGsに貢献する上での第一歩になります。
食生活を見直し、地産地消を積極的におこなうこと、食品ロスを減らすことが必要です。
目標6、すべての人々に水と衛生へのアクセスを確保する