「4、質の高い教育をみんなに」の具体的課題
日本は、社会問題と認識されている子どもたちの不登校が増加しています。

「4、質の高い教育をみんなに」の具体的課題

 

日本では不登校が増加

 

 日本は、社会問題と認識されている子どもたちの不登校が増加しています。

 

 日本財団の調査によると、病気と経済的な理由以外で年間30日以上欠席した中学生は10万人。登校しても教室に入れないなど不登校傾向にある生徒を加えると、その数は約43万人になります。

 

 また、少子化により、日本全国の小中学校のクラス数は年々減少傾向にあります。

 

 地方の山間部などではそれに過疎化が加わり、「学校まで遠い」「授業を一緒に受けられる同級生がいない」など、輪をかけて難しい状況が生まれています。

 

世界の約半分の幼児たちは、幼稚園にもいけない

 

 世界の約半分の幼児たちは、幼児教育を受けることができずにいます。

 

 その数は最低でも1億7500万人と言われます。

 

SDGs具体例

 

 小学校にさえ通いたくても通えない子どもたちは、世界に5900万人。

 

 そのうちの半数が、紛争の影響によって学校に通えない状況に置かれています。

 

 

 中学校や高等学校に進学できるチャンスも限られています。

 

 世界全体でみると、16%(25人中4人)が中学校に通えず、35%(20人中7人)は高校に通えません。

 

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