「14、海の豊かさを守ろう」の具体的課題
UNEP国連環境計画の報告書「シングルユースプラスチック」によると、日本は、1人あたりのプラスチックごみの量はアメリカに次いで世界で2番目に多く、年間32kgに相当します。

「14、海の豊かさを守ろう」の具体的課題

 

日本のプラスチック消費は世界第2位

 

 UNEP国連環境計画の報告書「シングルユースプラスチック」によると、日本は、1人あたりのプラスチックごみの量はアメリカに次いで世界で2番目に多く、年間32kgに相当します。

 

 

 

 これは、1人あたりの米の年間消費量とほぼ同量です。

 

 また、日本の漁獲量は2015年に352万トンで、ピークだった1984年の1160万トンから約3分の1に減りました。

 

 廃棄プラスチックなどによる海洋汚染のほか、地球温暖化による海水温の上昇や乱獲も要因と見られています。

 

世界ではプラスチックごみが年間約800万トンも海に流れ出ている

 

 世界では、使うペットボトルやビニール袋などのプラスチックごみが年間約800万トンも海に流れ出ています。

 

 1970年代から1990年代の20年間で、プラスチックの生産量も、プラスチックごみも3倍に増えました。

 

 そして、最近10年間だけで、20世紀で使用した以上のプラスチックが生産されています。

 

 

 もし、人類がこのままのペースでプラスチック製品を作り、使い、捨て続けると、2050年には、魚の数より多いプラスチックが海を漂うことになります。

 

環境省「プラスチックを取り巻く国内外の状況」のホームページはこちら

 

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