UNEP国連環境計画の報告書「シングルユースプラスチック」によると、日本は、1人あたりのプラスチックごみの量はアメリカに次いで世界で2番目に多く、年間32kgに相当します。
UNEP国連環境計画の報告書「シングルユースプラスチック」によると、日本は、1人あたりのプラスチックごみの量はアメリカに次いで世界で2番目に多く、年間32kgに相当します。
これは、1人あたりの米の年間消費量とほぼ同量です。
また、日本の漁獲量は2015年に352万トンで、ピークだった1984年の1160万トンから約3分の1に減りました。
廃棄プラスチックなどによる海洋汚染のほか、地球温暖化による海水温の上昇や乱獲も要因と見られています。
世界では、使うペットボトルやビニール袋などのプラスチックごみが年間約800万トンも海に流れ出ています。
1970年代から1990年代の20年間で、プラスチックの生産量も、プラスチックごみも3倍に増えました。
そして、最近10年間だけで、20世紀で使用した以上のプラスチックが生産されています。
もし、人類がこのままのペースでプラスチック製品を作り、使い、捨て続けると、2050年には、魚の数より多いプラスチックが海を漂うことになります。